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技術・サービス / 土層強度検査棒

土層強度検査棒とは

土木研究所チームで開発した、地下数mまでの軟質な表土(土層)の深さや強度を迅速に測定する装置です(特許第3613591号)。

土層強度検査棒の構成(5mで4.5kg)
先端コーン

上が羽根つきコーン(べーンコーン)

下が通常のコーン(円錐コーン)

軽い

ポータブルな静的貫入試験器。5m セットで4.5kg 程度。

表土の深さや貫入強度をすぐ測れる

円錐コーンを用いて人力で押し込むことにより、崩壊の要因となる表土の深さを短時間で測定できる。

可重計で計測される貫入強度から、換算N値や簡易動的貫入試験のNd値(Ne値)への変換も可能

c、φも推定できる

ペーンコーン(羽根付きコーン)を回転(せん断)させた際の回転トルクを測定することで、粘着力や内部摩擦角φを簡易に推定できる。

土検棒でできる試験

表土の深さや貫入強度がすぐ測れる

土検棒貫入試験(円錐コーン使用)

●表土の深さ(限界貫入深度)を求める

人力による貫入限界から土層深を決定

●深度方向の貫入強度を求める

荷重計を用いて静かに押し込み、深度方向の貫入強度(垂直荷重より算出)を連続的に測定

表土の粘着力や内部摩擦角を同時に推定できる

ベーンコーン使用

表土の粘着力や内部摩擦角を同時に推定できる

ベーンコーン使用

ベーンコーンせん断試験データ整理例
ベーンコーンせん断試験状況