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技術・サービス / SLAM技術を用いた3Dモバイルスキャナーによる点群データ取得技術

3Dモバイルスキャナー【ZEB-HORIZON】

特徴1:SLAM技術によりGPS不要

SLAM (Simultaneous Localization and Mapping, 自己位置推定と環境地図作成の同時実行)アルゴリズムを採用。これによりGPSを使用せずデータを取得できます。

特徴2:高精度

IMU及びLiDARを使用して、相対精度1cm~3cmのデータを取得できます。

特徴3:迅速性

最大測定距離は屋内外で100m、データ取得速度は300,000点/秒。広範囲を迅速にスキャンできます。

特徴4:コンパクトな機体、シンプルな操作

機体のサイズがコンパクトで操作も簡単。計測する人や場所を選びません。

ZEB-HORIZONの仕様

最大照射距離 100m(有効距離50m以内)
照射角度 360°×270°
ポイント数 937ポイント/ライン
データ取得速度 約300,000ポイント/秒
相対誤差 1cm~3cm
保護等級 IP54(防塵、防水)
重量 2.76kg
バッテリー寿命 約3時間継続使用可能

3Dモバイルスキャナー 活用シーン

暗い場所や閉鎖された空間でも計測が可能です

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災害発生時、迅速な状況把握に役立ちます

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取得したデータから体積計算が可能です

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施設の計測も簡単に行えます

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出典:(株)サイバネテックホームページ掲載画像含む

専用のソフトウェアで絶対座標および標高を付与することができるため設計の補助ツールとして活用できます。

  • ・測量図面がない場所で設計基図を作成できます。
  • ・データがあれば、いつでも知りたい場所の計測が可能です。
  • ・支障物の把握や測量図面との比較が簡単です。

3Dモバイルスキャナーの特徴を活かし次のような場面での活用が期待できます


  • 〇地下トンネル調査
  • 〇洞窟や防空壕の調査
  • 〇樹木の測定、立木調査
  • 〇配管の維持管理
  • 〇工場や施設・ビルの点検管理
  • 〇ダムや砂防施設の維持管理
  • 〇マンホール内部の調査